診断がうまく行えず、以下の説明がうまく理解できない方は、サポートまでご連絡ください。対処方法をご案内させていただきます。
マイクロソフト製のセキュリティソフト、および各金融機関が無償提供をしているオンラインバンキング用セキュリティソフト以外のセキュリティソフトと、PC Maticを併用することはできません。一見、複数のセキュリティソフトが稼働しているように見えてもウイルスを検知した場合に競合し、動作不良となります。PC Maticをインストールする場合は、前もって他社製セキュリティソフトを完全にアンインストールしてください。
また、マカフィー、ウイルスバスター及びノートンなど一部のセキュリティソフトは、アンイスントールを行ってもプログラム、サービスや設定が削除されず稼働し続けることが確認されています。後述の説明ページの下部にある説明をご覧ください。
【マカフィー】 【ウイルスバスター】【ノートン】
ADSLやケーブルTV会社が提供するインターネットサービスは、アップロード方向の速度が遅い場合があります。また、1万円以下の低価格ルーター装置は、充分な通信速度確保できないことがあります。この2つの条件が組み合わされた環境の場合、クライアントサーバ型で稼働するPC Maticはタイムアウトの発生により、利用できない場合があります。ルータ装置をゲーミングルータなど充分な通信処理が行えるルーターへ変更することで利用可能となる場合があります。もちろん、通常のインターネット利用も快適になります。本症状が原因である場合は、他にOneDriveの同期エラーが発生することが多いようです。
以下のサイトより、アップロード速度が15Mbps以上確保できているかご確認ください。それ以下の場合は、タイムアウトによりエラーを回避することは困難なようです。
【回線速度測定サイト】 サイト上の(スタート)を押してください。
PC Maticは低負荷実現のため.NET Framework 4.xを利用しています。古い Microsoft Visual C++ の再配布モジュールを最新のOSに組み込むと.NET Framework 2.x系などが導入され、最新の.NETが破壊されますので、導入しないでください。導入した際はOSを工場出荷状態に戻してください。
またこれらの再配布モジュールは、深刻な脆弱性を含んでおり導入にはセキュリティ上大きな問題を抱え、パソコンを大きなリスクに晒すことになります。PC Maticに限らず、最新OSへの導入はお控えください。
最新のVisual C++ 再頒布可能パッケージを一つ組み込むと下位バージョンの機能をすべて内包します。最新版ひとつを導入し、絶対に古い複数のパッケージを導入しないでください。
【サポートされている最新の Visual C++ 再頒布可能パッケージ情報】
・Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
「コンピュータの管理」-「サービス」から、サービス一覧をご確認ください。以下のサービスが適切に設定されているか確認ください。
・Workstation (自動)
・Server (自動)
・TCP/IP Netbios helper (手動/トリガー開始)
・Remote Procedure call (自動)
PC Maticのサーバと通信する際のデータには、ウイルスの特徴を表すコードが含まれています。このため、次世代ファイヤウォール装置においては通信が遮断されることがあります。
現在、PC Maticを導入したパソコンとPC Maticのサーバ間は暗号通信によって接続されており、基本的にはUTM等のファイアウォール装置が持つウイルス対策機能によるパケット監査対象とはなりませんが、ウイルスそのものであると誤検知により通信が阻止されることや、パケット監査のために通信速度が極端に低下する可能性はゼロではありません。このため、法人による利用環境において、問題が発生している場合には、PC Maticの開発元であるPC Matic社が現在利用している以下のFQDNもしくは、IPアドレスを監査除外へ設定をお願い申し上げます。
PC Maticで利用しているIPアドレスをご参照ください。
ウイルスバスター for Home Networkなど併用できない通信制御機器があります。詳しくは、こちらをご参照ください。