私は、PC MaticのCEOで創設者のRob Chengです。 Gateway 2000で世界的なセールス、マーケティング、サポートの上級副社長として成功した後、1999年にPC Matic社の前身としてPC Pitstop社を設立しました。 設立当初は、世界最高水準のエンドポイント保護製品を開発・提供したり、テレビの情報番組で出演者となることは想像もしていませんでした。 これが私たちの物語です。
1999年に設立されたPC Pitstop社は、Windows98が主流の時代で、Webを用いた無料のパソコン診断を提供しました。私たちは、Alexa.comのトップ1000のウェブサイトで頻繁にランキングされるインターネット上で大変人気のあるサイトになりました。私達はこの人気サイトに溺れることはありませんでした。2009年までに、PC Pitstopは急成長し、私たちは、パソコンのメンテナンスとセキュリティの両面を守る包括的なツールであるPC Maticを製品として出荷しました。翌年、私の妻と私の父がPC Maticを実行していたところ、2人ともランサムウェアの初期型であるFBIウイルスに感染してしまいました。当時、私たちは他社製のアンチウイルスエンジンのOEM供給を受けていましたが、自分たちで完全にアメリカ国内で自社開発することにしました。
2011年1月には、アプリケーション・ホワイトリスティング方式という全く新しい設計思想で開発されたPC Maticのエンドポイント保護製品であるSuperShieldを出荷しました。当時も今もアンチウイルスの欠陥は、未知の強力なウイルスをどのように扱うかという点にあります。ブラックリスト方式のセキュリティソフトは、新種ウイルスを発見した場合、情報がないため善良と判断し活動を許可してしまいます。これは私たちが考えるセキュリティホールであり、私たちの国がランサムウェアや様々な高度に開発されたウイルスによる脅威にさらされている最大の理由です。アプリケーション・ホワイトリスティング方式は、研究者が真正性を確認するまでは、未知のファイルは不良であると仮定しています。
私たちは、アプリケーション・ホワイトリスティング方式が優れた保護機能を持っていることを証明しなければならないことを学びました。私たちは第三者によってそれを証明しなければなりませんでした。2014年、私たちは業界で最も難しい検出率テストであるVirus Bulletin RAPテストで初めて他社を圧倒する防御率を収めました。しかし、私たちはそこで立ち止まりませんでした。2016年末には、RAPテストで同NPOによる試験史上初の満点を達成しました。これ私たち全世界の利用者がセキュリティソフトに求めるものではないでしょうか。そう、ウイルスを100%正確に検出することではないでしょうか。
2016年の中頃、PC Maticのお客様の中に、弊社のホワイトリストセキュリティを使用しているにも関わらず感染してしまった方がいました。原因はファイルレス感染とも呼ばれるスクリプティング攻撃でした。2016年秋には、スクリプティング攻撃をブロックするための修正を行い全顧客へ即時出荷しました。
ランサムウェアや政府による高度な標的型サイバー攻撃が続く中、セキュリティ製品を購入する際に検出率と無感染実績に注目していただき、当社の製品が最高の製品であることを知っていただければと思います。
私たちのゴールは、政府関与を含む悪意ある者からの攻撃を無力化することで第五の戦場と呼ばれるサイバー空間を完全にセキュアにすること。サイバー空間で兵器(マルウェア)が無力化されることは平和がもたらされる事を意味します。
開発の経緯