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他社エンドポイント保護と共用は可能か

PC Matic PROは、一部の法人版他社エンドポイント保護製品(EPP)と併用していただくことが可能です。他社の個人向け製品との併用は頂けません。またPC Matic個人版も他社セキュリティソフトと併用頂けません。

併用される際は、他社EDR製品同様に、併用する他社エンドポイント保護の設定機能にて以下のファイルを『除外設定』ください。

併用していただくことで、現在のセキュリティシステムをPC Matic PROによるアプリケーション・ホワイトリスティング方式による「2層のエンドポイント保護(EPP)」と「クラウド型EDR」そして「遠隔運用管理機能(RMM)」をご利用いただけます。

未設定の場合は、Windowsの仕様によりEPPが他社製品と競合しマルウェア検出力が停止し、端末の挙動が遅くなることがあります。また、EDR稼働ログの送信が行えず、未知の実行可能ファイル検体が送信できないことにより、マルウェア分析官によるデジタルフォレンジックが実施できないため、善・悪への分類が行われないことがあります。

PC Maticをインストールする前に除外指定ください。

【Windows】
●ディレクトリ単位で指定【推奨】
C:\Program Files (x86)\PCMatic
C:\Program Files (x86)\PCPitstop
インストーラーパッケージ:PCMaticAgent.MUI-(個別識別子).msi

●プロセスを除外指定
以下のプロセスを全て除外してください。
PCMaticRT.exe
node.exe
pcmaticpushcontroller.exe
PCPitstopScheduleService.exe
WinSW-x86-2.11.exe
pcmconnectnotification.exe
ScriptFileUploader.exe
SampleUploader.exe
PCPitstopRTService.exe
pcmaticrt-wsc.exe
SuperShieldProcessHooker64.exe
SuperShieldProcessHooker32.exe
ElamInstaller.exe
ElamInstaller64.exe
PCMaticRemoteDesktopViewer.exe (管理者リモートデスクトップ機能を利用する場合)
PCMaticRemoteDesktopServer.exe (管理者リモートデスクトップ機能を利用する場合)

【macOS】
macOSでは、他社エンドポイント保護製品(EPP)とPC Matic PRO/MSPを併用することはできません。ご了承ください。

他社EPP製品 併用設定情報

他社製品名 他社製品除外指定 PC Matic SuperShield許可 - 除外指定ファイルパス 備考
HP Wolf Security 除外指定ページ C:\Program Files\HP 支障情報なし
Microsoft Defender 除外指定ページ 必要なし 支障情報なし
Microsoft Defender for Endpoint 除外指定ページ 必要なし 支障情報なし
Microsoft Defender for Cloud Apps 除外指定ページ 必要なし 支障情報なし
Symantec Endpoint Protection 除外指定ページ C:\Program Files (x86)\Symantec\Symantec Endpoint Protection 支障情報なし
Trellix(McAfee) Endpoint Security 除外指定ページ C:\Program Files\Common Files\McAfee 支障情報なし
Trend Micro APEX ONE 除外指定ページ C:\Program Files (x86)\Trend Micro 支障情報なし
VMware Carbon Black Cloud 除外指定ページ C:\Program Files\Confer 支障情報なし
WithSecure
Elements Endpoint Protection
除外指定ページ C:\Program Files (x86)\F-Secure 支障情報なし

PC Matic 側の「除外指定ファイルパス」は、管理ポータルより「アカウント設定」-「ローカル・ホワイトリスト」の「ファイルパス指定」にて指定します。プラットフォームは、「Windows」のみ対応しています。

併用のための主要AVエンジン選定情報

PC Matic 法人版は、他社AVエンジンと2層保護が可能です。以下は、PC Matic PROと併用するエンジン選定の参考資料として作成しました。主要なセキュリティコラムよりマルウェア情報を入手し、VirusTotalにて主要AVエンジンによるマルウェアの早期の検出能力を調査している比較表です。

PC Maticマルウェア分析官による24時間以内のデジタルフォレンジックを待たずに、即座に業務アプリケーションを起動さる際は、お客様がローカル・ホワイトリストへ追加し、起動許可を与える形になります。

セキュリティエンジンを併用する際は、この24時間にローカル・ホワイトリストへ誤ってマルウェアを追加した際に起動阻止させる役割を担わせることになります。

従ってPC Matiのマルウェア分析官が判定する前に、マルウェアと判定できないセキュリティソフトと併用する意味はなくなります。

このため、迅速に検出する能力が高いアンチウイルスエンジンと併用する必要があります。

検出率スコア。

※上記表をクリックで最新のチャートを取得可能。エクセル形式は【こちら】



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