PC Maticでは、MD5と呼ばれるファイルの128ビットハッシュ値を用いて個々のファイルを識別しています。同一のアプリケーションであっても、バージョンの違いによってMD5は異なりますので、別アプリケーションとして個別に監査・管理が必要となります。
以前、善良で有用なアプリケーションであったとしても、バージョンアップの際にウイルスや諜報活動を行うコードを組み込むケースが多くあり、バージョンアップであっても慎重に監査を行う必要があります。PC Maticでは、バージョンアップの際にはソースコードスキャニングが可能である場合は、追加されたソースコードを抽出し、過去ウイルスなどに用いられたコードであるかを効率的に判定するロジックが、クラウド上の監査アルゴリズムに組み込まれています。これは人工知能による判定が得意とする分野です。
以前ホワイトリストへ登録していたアプリケーションがバージョンアップした場合、MD5は異なるため再度ホワイトリストへの登録が必要となります。
アプリケーションの起動が阻止されるファイアウォール装置のIPSによって防御されている場合は、PC MaticサーバのIPアドレスをファイアウォール装置にて、除外指定する必要があります。
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