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バッテリーの持ち時間を
長くしたい

ノートパソコンのリチウムイオン電池は、何回充電できるという回数によって基本的に寿命が決まっています。利用していくうちに蓄電能力が徐々に低下しやがて急速に充電能力が低下したり、メーカ(SONY等)によっては充電回数によってバッテリの利用を停止する機能を装備しています。

また、残量が10%をきらないうちに追加充電を行うと過充電の原因となり、バッテリの寿命が極端に短くなりますので、基本的には使い切るぐらいで充電をすることを心がけてください。そして、バッテリは100%充電を行うと90%充電をしたときと比較して寿命が半減するそうです。バッテリの充電は90%程度にとどめる「いたわり充電」を心がけてください。

ハードウェア改修なしに対応可能な方法

電力管理ツールで細かく設定する

ノートパソコンでは、パソコンメーカーによって省電力を実現する細かな電力管理ツールが提供されている場合があります。バッテリにて稼動している際にはDVD-ROMドライブやiリンク、PCMCIA、無線LANなど利用していない周辺機器の電源をオフにする設定を行えば、電力消費量を抑えることができます。もちろん、液晶バックライトの輝度を下げることが大きく節電効果をもたらします。各メーカごとの省電力ツールを活用ください。

SONY VAIO 「省電力設定」
Panasonic レッツノート 「省電力ユーティリティ」
NEC Lavie 「ECOモード設定ツール」
富士通 FMV-BIBLO 「省電力ユーティリティ」

ハードウェア改修にて実現可能な方法

ハードディスクをSSDに換装(交換)

ハードディスクは、磁気記録がされている円盤をモーターによって回転させるため、電力を多く消費します。高速化と省電力化の両方を実現することができるSSDはノートパソコンの救世主とも言えます。本体に搭載されているハードディスクをSSDへ変更することにより、省電力化によるバッテリ稼動時間を延ばすことができると共に、Windowsの起動、アプリケーション利用が高速化します。(低速なSSDも存在していますので、高速型SSDである必要があります)

SSDはいま現在は高価であり、なおかつ記憶容量はあまり多くありません。しかし、写真や動画などのUSB接続のドライブに保管し、必要なものだけをパソコン本体内にいれて利用するのであれば、最高のパフォーマンスを実現することができます。

詳しくは、SSDへの換装方法をご参照ください。

メモリの見直し

同じ規格のメモリであっても省電力タイプの半導体で作られている、省電力タイプのメモリがあります。それに交換することにより電力消費量が減少し、バッテリー稼動時間が多少延びます。