この問題を解決するには、ハードウェアの交換・追加が必要です。
画面描画性能を要求するオンラインゲームでは高速なビデオカード装着が必須事項となります。
ワークステーションのビデオカードは、3D描画によるシミュレーションなどに適したビデオカードが装着されています(NVIDIA Quadroシリーズ等)。ワークステーションの型番がついていても安価なモデルは3D描画性能はゲーム用パソコンと比較して遅いものが多く、ビデオカードへ装着されているビデオメモリ容量も小さなものが多いようです。このため、パソコン本体のメモリを消費しパソコンのパフォーマンスを全体的に遅く感じさせる最大の要因となっています。ビデオカードをビデオメモリを多く搭載したものへ交換することによりパフォーマンスは大きく改善することでしょう。
詳しくは、ビデオカードを装着するをご参照ください。
パソコンへのメモリ追加は、改造扱いとならずパソコン利用者の方が自ら行うことができるように考慮されているケースがほとんどです。パソコンのマニュアルにも「メモリ増設の仕方」というページが割かれています。パソコンが搭載可能なメモリを再確認ください。Windows XPが発売された当時は256KBの搭載で発売されていた機種が見受けられますが、いまでは最低1GBないと動作に支障をきたすようなアプリケーション、ウェッブ閲覧環境となっています。Windows Vista/7/8では2GB以上のメモリは必要と言えますので、メモリ拡張を行いWindowsやアプリケーションの起動においてハードディスクにSWAPが頻発しないような環境を構築ください。
詳しくは、メモリの追加方法をご参照ください。
ハードディスクは、磁気記録がされる円盤を物理的に回転させ情報を読み書きする装置であるため、高速化することに限界があります。CPUなどパソコン全体の処理速度が改善するなか、ハードディスクがパソコンのパフォーマンスのボトルネックとなることが多くなってきました。特にノート型パソコンでは2.5インチという小型であり、省電力設計のため回転数も抑えられています。パソコンの性能の足をひっぱっているのが、このハードディスクとも言えます。このハードディスクをSSDと呼ばれる半導体のものに交換することにより、Windowsの起動、アプリケーション利用は劇的に高速化することになります。(低速なSSDも存在していますので、高速型SSDである必要があります)
SSDはいま現在は高価であり、なおかつ記憶容量はあまり多くありません。しかし、写真や動画などのUSB接続のドライブに保管し、必要なものだけをパソコン本体内にいれて利用するのであれば、最高のパフォーマンスを実現することができます。
詳しくは、SSDへの換装方法をご参照ください。