ハードディスクは、磁気記録がされる円盤を物理的に回転させ情報を読み書きする装置であるため、高速化することに限界があります。CPUなどパソコン全体の処理速度が改善するなか、ハードディスクがパソコンのパフォーマンスのボトルネックとなることが多くなってきました。パソコンの性能の足をひっぱっているのが、このハードディスクとも言えます。このハードディスクをSSDと呼ばれる半導体のものに交換することにより、Windowsの起動、アプリケーション利用は劇的に高速化することになります。(低速なSSDも存在していますので、高速型SSDである必要があります)
ハードディスクを交換するため、Windowsやアプリケーションを再度インストールする必要があります。また、現在保管されているファイルなどのバックアップを事前にとっておく必要があります。
まずノートパソコンでメモリ拡張を行う方法は、パソコンに付属してきたマニュアルをごノート型パソコンでは2.5インチという小型であり、省電力設計のため回転数も抑えられています。 ノートパソコンのハードディスクをSSDへ交換することにより、劇的にパフォーマンスが改善されます。しかし、ノートパソコンのハートディスクをSSDへ交換する行為は改造扱いとなり保証の対象外となりますので注意が必要です。
ノートパソコンの機種名に「SSD換装」という検索キーワードを加え検索エンジンで交換した人のBLOGなどがないか調べてみてください。(例:「 VGN-SZ90S SSD換装」)簡単に交換できる場合には、後述の方法で行ってみてください。交換が困難な場合には、自分で行える技術範囲内かを判断の上で換装をしてください。
DELL/hp/Acerなど欧米で販売されているパソコンはHDDの交換が容易な設計となっているモデルが多く見受けられます。ハードディスク交換用の蓋を外します。
ハードディスクがネジなどによって固定されているため、それを外して本体から外します。
ノートパソコンに装着しやすいよう金具が取り付けられている場合がほとんどですので、ハードディスクから金具を外して、そのままSSDに装着します。
ハードディスクを外した時と逆の要領でSSDを装着します。特に難しい点はないはずです。
ディスク動作モードは、AHCIにまず起動をしてBIOS画面を呼び出し、ディスクが正常に認識されているか確認します。動作モードは、IDEモードよりもAHCIモードの方が数倍高速になりますので、BIOSにてAHCIモードになっているか再確認してください。
正常に確認できたら、非常に長い時間を要しますが、リカバリディスクでパソコンが利用できる状態に復旧します。SSDは容量が小さいためすべての領域をCドライブに割り当てることが望ましいようです。