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Windowsが破損してしまう原因と対処方法

Windowsは、OSが利用するシステムファイルに対してシステム以外がアクセスできる設計思想であるため、他OSと比較して破損してしまいやすい傾向があります。

以下の主要因の他にも破損する症状と原因は多岐に渡ります。

【症状】

・アプリケーション追加や削除がエラーに
・突然ブルースクリーン(BSOD)に
・突然フリーズしてリセットするしか方法がない
・Windowsアップデートが失敗し適用できない
・アプリケーションが頻繁にクラッシュ

【破損の原因】

1. レジストリ最適化ツールの利用、OSのダウングレード
Windows 11/10では、レジストリ管理を以前のOSと異なりデータベースを用いた仕組みに変更され高速化が図れました。このためレジストリ最適化による高速化は不要となったのですが、いままでの習慣で利用するとレジストリが破損することがあります。Windows 7利用者がWindows 10にアップグレードし、その後Windows 7に戻した際も致命的にレジストリが破損するバグがあり、そのようなOSアップグレードとダウングレードを行ったパソコンが致命的に再起不能となりました。

2. 古いMicrosoft Visual C++ の再頒布可能パッケージ導入に起因
古い Microsoft Visual C++ の再配布モジュールを最新のOSに組み込むと.NET Framework 2.x系などが導入され、最新の.NETが破壊されます。

・Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)
・Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable (MSサポート終了:脆弱で導入危険)

3. ストレージの破損
HDD搭載パソコンの場合、カコンという異音がHDDからする場合は、ストレージの特定セクターが破損している可能性が濃厚です。その状態で利用し続けると、ブートセクターが破損し、その状態になるとOS自身が完全に起動しなくなります。その前に対処が必要です。
SSD搭載パソコンの場合、中華無名ストレージメーカー製のSSDが安価なmini PCや2in1ノートパソコンに搭載されています。これらストレージは、大手メーカの検査過程で不良品として撥ねられた製品の再利用であることがあり、OS領域の必要なファイルやデータが突然喪失します。

4. Windowsシステム領域の意図しない削除
c:\windowsディレクトリ配下にあるファイルを手作業で意図せず削除してしまうと、Windowsの動作に必要なシステムファイルがなくなるため、Windowsが正常稼働しなくなります。この場合は、SFC /scannowを行うことで修正することができます。

【対処方法】

1~3の原因に心当たりがある場合は、Windowsをツールなどにより復旧させることはできませんので、必要なファイルのバックアップを取り、ストレージ破損の場合は交換し、パソコンを工場出荷状態に戻してください。

MicrosoftはWindows 11(もしくは後継OS)にて、アプリケーション・ドキュメント類などを保持したまま、Windowsのみを工場出荷状態に戻す機能の提供を時期は未定としながらも、計画しているとのことです。現状では【こちら】の方法がありますが、完全ではなく消えることがあるため、必ずバックアップを取得してから実施してください。

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