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個人向けVPNサービス事業者によるサービスモデルの種類とPC Matic VPN

個人向けVPNサービス事業者によるサービスモデルには、大別して３種類あります。違いをご理解いただけますと幸いです。PC Matic VPNは、CDNをバックボーンに持つVPN事業者です。

① 多拠点VPNサーバー
昔はこのVPN事業者が一般的。事業者例:Private Internet Access

【利点】
• VPNサーバー拠点を増やしやすい
• 運用コストが低いため低価格で提供できる
【欠点】

• 国際専用線はなく通信速度は一般インターネット回線の影響を受ける
• 海外から日本の動画視聴には向かない

② CDN利用VPN
新興はこのVPN事業者。事業者例:PC Matic VPN、Kaspersky VPN

【利点】
• CDNの国際専用線をバックボーンで利用しているため高速
• 通信速度は一般インターネット回線の影響を受けない
• ノーロギング、ノートラッキングポリシー表明企業が多い
• 海外から日本の動画視聴に向く
【欠点】

• 運用コストが高いため低価格ではない
• VPNサーバー拠点は、国際海底ケーブル接続拠点が基本となり限定される

③ セキュリティソフトおまけVPN
セキュリティソフトに無償付帯VPN。事業者例:マカフィーVPN

【利点】
• セキュリティソフトに無償付帯
• Web Content Filterling(WCF機能)が付帯しており、セキュリティ対策がなされる
【欠点】

• 国際専用線はなく通信速度は一般インターネット回線の影響を受ける
• 海外から日本の動画視聴には向かない

　

このほかにも、自宅にある無線LANルーターがもつVPNサーバー機能を利用して自宅に接続する方法があります。VPN事業者によるものではないため無料で実現できます。

④ 自宅のWi-FiルーターのVPNサーバ機能
詳しくは、Wi-Fiルーターのマニュアルを参照してください。

【利点】
• 無料で利用できる
• 自宅LAN内のNASなどにも必要に応じて接続できる
【欠点】

• 通信速度は一般インターネット回線の影響を受ける
• 海外から日本の動画視聴には向かない

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