PC Matic SuperShield は、昨今の高度に暗号化された悪質なアプリケーションの検知を端末上で完全に行うことは不可能と考え、デジタルフォレンジックをクラウド上で行っています。デジタルフォレンジック結果は、世界中の全顧客で共有されます。
監査基準は、米国NIST(日本のJISに相当)にて定められた米国連邦政府による政府セキュリティ基準 NIST CMMC レベル5(最高)に準ずるため、クラウド上のスーパーコンピュータにて徹底的にデジタルフォレンジックをパスしたアプリケーションのみ起動許可を与えています。
従来のセキュリティソフト
パソコン内でウイルス検査を行っています。ウイルスは年々巧妙になっており、AIで作られたものも多数存在しています。非常に多くの処理をパソコン上で行う必要があるため、パソコンが遅く、重たく感じてしまいます。
パソコン内で処理を行うためビッグデータ分析や人工知能を内部に実装することはできません。
PC Matic
パソコンでウイルス検査を殆ど行いません。クラウド上でウイルス検査処理を行い、世界中のPC Maticでその監査結果を共有しています。パソコン上で処理しないため、パソコンに負荷をほとんどかけません。
クラウド上の膨大な資源を活用し、ビッグデータ分析やニューラルネットワーク型の人工知能を活用することが可能です。また、パソコン上であったら実装しきれないほど膨大な方法のサンドボックス(仮想環境によるふるまい検知)を実装することが可能です。
原則的にホワイトリストへ追加されているアプリケーションを迅速に起動させることでアプリケーションの起動を高速にしています。詳細は、「ホワイトリスト方式」をご参照ください。
PC Maticもパソコン上で動作するヒューリスティックエンジンを有していますが、その処理に回されるアプリケーション数を極端に減少させることにより、軽快な動作感を得られます。またパソコンの低負荷時にディスク内の監査を行い、姿を変えるポリモーフィック型ウイルスなどの悪質なウイルスが混入していないかなどを事前に調べています。これも軽快な動作に貢献しています。
【第三者評価機関 VirusBulletinによる実行速度評価比較】
上方向のバーは小さいものが高速動作。下方向のバーは大きいほうが高速動作。
2016年6月発表の2015年12月開始調査報告書による
マイクロソフトよりセキュリティソフト開発会社へ提供されている専用ツールでは、セキュリティソフトがかける負荷率が測定できます。それによるとPC Matic SuperShield は、0.039%の稼働最大負荷率でした。(Core i5-8265U 測定値)
平均なセキュリティソフトが最大40%の負荷をかけると言われており、驚異的な低さです。これもプログラムの監査をパソコン内でなく、クラウド上での処理によって行い、パソコンでは一切負荷をかけない仕組みとしているためです。(特許取得済)
AV-TEST Award 2021(2022/3/1表彰)において、最も軽快なセキュリティソフトとして表彰されました。
原文は、こちらから
AV-TEST Award 2021 for PC Matic