パソコンに搭載されているメモリ(RAM)は高額な部品でした。またパソコンメーカは購入時に価格を比較されるため、必要最低限のメモリしか搭載していないことが多く見受けられます。メモリ空間は、学校の校庭のような空間とお考えください。
その空間に、「OS・ビデオメモリ・スタートアップアプリケーション・QuickLaunch」などの常駐アプリケーションによって起動時に占有されます。その後、残りのメモリ空間でアプリケーションを動作させます。
OSは仕方ないとして、不必要なスタートアップアプリケーションがあると、当然、校庭は狭くなってきて運動会を狭い空間で行わなくてはいけなくなります。
また、複数のアプリケーションを起動するほど、このメモリ空間を必要としますが、メモリ空間が不足した場合は、一時的にハードディスクを仮想メモリとして利用するために情報を一時的に退避します。
これがスワップと呼ばれる現象で、必要以上にアプリケーションを起動するとハードディスクがものすごい勢いで動作することになります。
これに対処するもっとも簡単な方法は、まずパソコンにインストールされているアプリケーションであまり使わないものをアンインストールすることです。例えばWindows 11/10であればEdgeがPDF機能を装備しているため、Adobe PDFリーダーを別途インストールする必要はありません。
あなたのPCのパフォーマンスは、パソコンに搭載した実メモリの容量に大きく依存しています。
パソコンの動作が購入当初から快適でなかった場合には、実メモリが不足していた可能性がありますので、パソコンが搭載可能な範囲で、最適なメモリ容量へアップグレートする必要があります。このテストはあなたのシステムには十分な記憶があることを確認するためにチェックをし、メモリが必要十分に搭載されている場合には、パソコンを快適に利用することができる状態に戻せるはずです。
不必要なスタートアップ・アプリケーションは、パソコン本体内の貴重な実メモリ空間を占領し、アプリケーションが利用可能となる実メモリ領域を圧迫します。
利用可能な実メモリ空間が少ないと頻繁にスワップ(HDDなどを一時的なメモリ空間として利用することにより大きなメモリが搭載されているようにみせかける技術。HDDへのアクセスはメモリと比較して極端に遅いため、この結果動作が極端に遅くなる)が発生してしまいます。
あまり利用しないアプリケーションや不必要な「Quick launch」をOS起動のたびに常駐させないようことが肝要です。
時代と共にアプリケーションやウェッブの使われ方も日々変化しています。
より多くの機能を、より表現力を豊かにすることを追求してきた為、パソコンで利用するメモリもより多くを求められてくるようになってきています。
あまり必要とされない機能を毎年のように新たに実装し、「新機能」として毎年発売されるアプリケーション。バージョンアップによる収益を期待してのことですが、機能の多さに比例して、アプリケーションは肥大化しています。
Windows XPが発売された頃は、512KBの本体メモリを搭載していれば十分に利用できました。しかし現在は、アプリケーションが肥大化しているため、これではスワップが頻発に起こり、1GBのメモリを搭載していても不足感が否めない状況となってしまうケースが増加しています。
Windows7が出荷されたばかりの現在においても、2GBでは不足感があり4GBが望ましいとされていますが、これから数年も経過するときっと、8GBの搭載が推奨とされていることでしょう。そうです。時代の流れにあわせて巨大化するアプリケーションに合わせてパソコン本体のメモリを増設していく必要があるのです。新たにパソコンを購入する際は将来のことを考えて、最大搭載可能メモリ量が大きな機種を選定することも、ひとつの目安となることでしょう。
Windows 11/10ではOS自体が肥大化しているため、最低でも16GB、可能であれば32GB以上を搭載したいところです。
ウェブ利用技術の進化には目覚しいものがあります。
Windows XPが発表された当時はJavaScriptがようやく本格的に利用されだした頃でした。今では、JavaScriptの利用が大きく進化し、より大きく複雑化すると共に巨大化しました。
ブラウザの中なのに、あたかもアプリケーションを利用しているような環境を提供するサービスが増加しています。そして、FLASHファイル(swf形式)ですら、利用者の回線環境を無視した巨大なファイルが乱用されるに至り、「ウェッブブラウザ」および「ブラウザから呼び出されるプログラム(Flash Player/Acrobat等)」そして、「その利用ファイル(js/swf/PDF)」の3つの合計がより多くのメモリを必要とするようになってきました。古いパソコンが遅く感じられるのは当然のこととなってしまっています。この傾向はまだまだ継続していくことでしょう。
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