現在流通しているパソコンのシリアルATA(SATA)コントローラーは、「IDEエミュレーション」「AHCI」またはそれに加えて「RAID」の3つの設定を有しています。AHCIモードに設定し、それに適用したWindows用ドライバーを適用することでディスクアクセスが高速化します。
以下の解説を呼んで困難と感じた場合は行う必要はありません。実施したことによるディスク転送速度は、2~5%の向上に留まります。
Windows 7の場合は、レジストリエディタを起動して
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥Msahci
の値を「4」(SATA)や「3」(IDE/RAID)から、「0」(AHCI) に変更します。
Windows 10の場合は、レジストリエディタを起動して
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥storahci
サブキー「ErrorControl」の値を「3」から「0」に変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥storahci¥StartOverride
の値を「3」から「0」変更します。
次にパソコンの電源を落として、電源再投入時にパソコンのBIOSを表示するために「F2」や「F11」キーなどを押します。キーはパソコンの機種により異なります。「Advanced BIOS Features」のタブ内の「SATA Operation」などでモード変更が可能です。 Mbr> BIOSの設定を「Save setteing」で変更内容を保存します。
パソコンの電源を再度投入して、AHCIドライバーが自動的にインストールされたかデバイスマネージャーで確認します。
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