世紀ジム株式会社様による小規模事業所へのゼロトラト型エンドポイント保護 活用事例 / PC Matic PRO
PC Matic 法人版 顧客限定の MDRサービス (検知と対応) 開始。京都烏丸SOCより日本人スタッフが納得価格で対応。代理店募集中

世紀ジム株式会社様

企業紹介

PC Matic MSPで地域のITサポートとセキュリティ対策を実現

世紀ジム株式会社外観

大阪府の北西部に位置する茨木市は、豊かな自然と古くからの歴史文化が息づき、ノーベル文学賞を受賞した川端康成氏が18歳まで過ごした街としても有名です。また、茨木市内をほぼ東西に走る西国街道は、京都と九州を結ぶ重要な幹線道路として江戸時代から多くの人や物が行き交い、宿場町を中心に栄えてきました。

そんな茨木市で創業から50年を超える世紀ジム株式会社は、オフィスの新設や移転、ITとセキュリティ対策のトータルサポート企業として、市内を中心にビジネスを展開しています。同社では、ITのサポート力を強化するために、パソコン整備士の資格取得をきっかけに、PC Matic MSPの提供を開始し、地元の多くの企業から情報セキュリティ対策への信頼を得ています。

導入の検討

パソコン整備士の取得をきっかけにPC Matic MSPと出会う

世紀ジム株式会社でパソコン整備士の資格を持つ古川拓人氏は、PC Matic MSPの提供を開始したきっかけについて、次のように振り返ります。

「事務機器の販売を中心に事業を拡大してきた当社ですが、2000年代に入るとIT機器の販売も増えてきました。そこで、IT機器の知識とサポート力を強化し、お客様からの信頼を強化するために、2016年にパソコン整備士の資格を取得しました」。

パソコン整備士は、パソコンのソフトウェアやハードウェアに、個人情報の保護と情報倫理、ネットワークやセキュリティなどの知識を認定する資格です。古川氏は「パソコン整備士の資格取得をきっかけに、当社もお客様に情報セキュリティ対策を強化する提案ができないか検討しました。そのときに、PC Matic MSPの存在を知り、ブルースター社に相談しました」と話します。

PC Matic MSPを選定した理由について、古川氏は「茨木市内を中心にビジネスを展開している当社のお客様は、10名未満の小規模な事業者やSOHOなどが中心です。そのため、1ライセンスから提供が可能なPC Matic MSPは、当社のビジネスにとって最適なセキュリティ商材です。また、優れたセキュリティ性能に加えて、リモートでの運用管理にも注目しました。限られた社員数で、より多くのお客様の情報セキュリティを守っていくためには、リモートでの対応が必須になります。そのときに、追加の費用やオプションが発生せずに、最初からリモート管理を利用できるPC Maticは、運用面でも最適だと判断しました」と説明します

課題

地元に根差した丁寧なPCサポートをPC Matic MSPで強化

複合機やオフィス家具なども手掛けている世紀ジム株式会社の顧客の中には、同社から販売していないIT機器を利用している例もあります。

しかし、古川氏は「たとえ、当社から販売していないパソコンであっても、お客様がお困りのときには、パソコン整備士としてトラブル対応にあたります。そうしたサービスが、次の買い替えのタイミングで、当社から提供できる機会にもつながります。また、PC Maticであれば、すでにお客様がお使いのパソコンであっても、エンドポイント保護のライセンス更新のタイミングで提案できる機会も多くなります」と丁寧なPCサポートを心がける理由を話します。

トータルサポートの写真
成果と効果

PC Maticのリモートサポート機能をきっかけに顧客との信頼を強固にする

PC Maticによるビジネスチャンスについて、古川氏は「リモートサポート機能がとても役に立っています。PC Maticを導入されて間もないお客様によっては、必要な際にホワイトリストへ登録するアプリを始めとして、なにかしらサポートする必要があります。そうした調整を当社事業所から即座に操作できるのは、お客様にとっても安心につながりますし、当社にとっても作業効率の向上になります。

一度リモートサポートを経験されたお客様は、当社をより信頼していただいて、パソコンの操作にお困りのときにも、相談していただけるようになります。またPC Maticを導入してからお客様にマルウェアやランサムウェアなどの影響を受けたことは一度もありません。こうした相互の信頼関係を高めていけるPC Maticの豊富なリモート機能は、地域に根ざしたビジネスを展開する当社にとって、継続的なお取引に繋がる一助だと思います」と成果を語ります。

また、PC Maticのリモートサポート機能による効果について、「セキュリティ対策ではないのですが、PC Maticのパソコン管理機能で、お客様のパソコンのディスク残量の警告通知が来るのは、とても便利で効果的です。Windowsはアップデートなどで不要なファイルが蓄積されてしまうので、お客様が知らないうちにディスク残量が少なくなり、パソコンが不安定になる心配があります。そうしたトラブルの予兆も、PC Maticの通知機能で把握し事前に対応できるので、お客様の安心につながります」と古川氏は補足します。

今後の展望

今後もPC Maticのエキスパートとパソコン整備士を増強していく

今後に向けた取り組みについて、古川氏は「当社は、MSPの名に相応しいマネージド・サービス・プロバイダーを目指しています。そこで、PC Matic MSPによるリモートサポートなどに対応できるエキスパートを社内で増やしていこうと考えています。それと合わせて、パソコン整備士も強化する計画です。PC Maticは、エンドポイント保護というセキュリティ対策を超えて、お客様に安心してパソコンを使っていただくための手厚いサポートツールだと捉えています。

お客様にとってのITコンシェルジェのように、セキュリティ対策からパソコン診断まで、幅広くサポートする当社のビジネスには、1ライセンスから提供できるPC Matic MSP版は、最適な商材です」と評し、「以前は、お客様毎にPC Maticを販売した日付を表計算ソフトで管理し、ライセンス更新時期に連絡をしていました。私どもの要望で今はMSP版にてライセンス管理が出来るようになりました。今後はパソコンの入れ替え時期の提案など、より多くのお客様にきめ細かい対応が可能になると期待しています」と語ります。

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